我が家に現れた金属窃盗犯を捕まえた、という話。

◆ 独り言

昨夜、びっくり事件が起きました。
結論からいうと「我が家に現れた金属窃盗犯を捕まえた」顛末です。

ことの始まりは数日前。
帰宅した夫が「外した蛇口が盗まれた」という話をしてました。

夫はおもに水回りの修理やら工事などを請け負う設備屋さん。我が家から徒歩15分くらいの距離にある実家に仕事で使う車両とか資材を保管してます。そこに外した蛇口などの部品がたくさん保管してあったんですが、それをごっそり盗まれた……のだと。


※ファンタジー素材を組み合わせただけなので、家とか倉庫の形は適当です!

実家には野良猫たちがよく出入りしてるんですが、その見守りのために設置していた防犯カメラに犯人が出入りする様子も映ってたそうです。しかし蛇口が保管してあった場所を撮ってたカメラにはSDカードが入ってなかったため、残念ながら決定的な映像は残せず。

ただ、その日に犯人が盗んでいったのは資材の半分くらいでした。
2つの籠に入ってた物のうち手前の籠だけ無くなってて、奥側の覆いが被せてあったほうの籠は盗まれておらず、夫は(もしかしたら残りも盗みにくるのでは?)と考え、たまたま手持ちにあったカメラを新たに設置したそうです。

 

すると昨晩、遠隔で監視できるようにしてたタブレットに反応。
見ると今まさに犯人が倉庫を漁ってる映像が!

夫は慌てて110番通報し、実家に住む義兄にも連絡して駆け付け、自転車で逃げようとしてた犯人を警察が取り押さえた……ってわけです。

夜中だったんでもちろん私も寝てましたけど、急に夫の車が出ていく音がしたから何事かと思いましたよ。(;^ω^)

 

犯人は実家の近所に済む70代?くらいのお爺さんでした。
しかも夫のお仕事上の知人である方の弟さん。
実家から直線距離にして500~600メートルほど離れた場所に住む方で、自転車の籠に載る分だけ積んでは往復するのを繰り返してたらしいです。

ただ警察からは「この窃盗は不起訴になるだろう」って言われたそうです。

なぜなら犯人が障害者手帳を持ってたから。

どうやらこのお爺さんはもともと知的障害かなにかの診断を受けてる方で、手帳に書かれた情報によれば小学生レベルの判断力しか持たないとのこと。そのため、被害届を出しても手続きが煩雑になるだけで不起訴になる可能性が高いそうで。

じゃあ盗まれた物だけでも返して貰えないの?と思いましたが、警察はそれも難しいって言うんですよね。その理由は、昨夜は何も盗まれていないこと(その前にパトカーの赤色灯に気づいて逃げたから)。前回の窃盗の映像が残ってないこと。ハッキリした確証がないと裁判官が家宅捜査の許可を出してくれないだろうからってことですが……。

それって単に警察が面倒がってるだけじゃ!?

窃盗があった日にはカメラの向きが変えられてたそうですし、物色したあとにその発覚を遅らせるための小細工をしてたらしいことや、何度も往復して物を盗み出してることなどを考えても小学生レベルの知能だとか、正常な判断が出来てないようには思えません。

窃盗目的で敷地に入ってる時点で不法侵入ですし。
調べれば指紋やらの証拠は出てくるはず。
売れば5~6万にはなるような物をごっそり盗んでおきながら「知的障害者だから」を理由に捜査にすら入れないって、何か可笑しくないですか!?ヽ(`Д´)ノプンプン

たまにテレビで、明らかに犯人だと分かってるひとが不起訴になったって報道を見ますけど、もしかしてこういうメンドクサイ事情のせいで起こるのかな~? 裏にある大人の事情は分かるような気もしますけど、世の中ほんっとに理不尽が多いよね!

 

まぁ、唯一の希望としては「犯人が知人の弟」だという点。
警察が捜査に入れなくても、犯人のお兄さんが夫に謝罪しないわけにはいかないでしょうから、個人的に盗んだ物を返してくれるかもしれないってことですね。そうじゃなきゃ泣き寝入りすることになるんで、不幸中の幸いと言えなくもないのかしら??

そしてわたしはせめてもの腹いせに、夫の愚痴をこうしてブログとしてしたためた次第。

どこの警察とは言わんが!!
理不尽が過ぎるぞ日本の制度!💢

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◆ 独り言
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