さて、ウイスキーの話をしましょうか。
前回の記事で書いたように、私はウィスキーが苦手でした。
同じ洋酒でもジンや、ウォッカはよく飲むんですが、甘いジュースや炭酸で割って飲むことがほとんど。考えてみれば、お酒そのものの味をじっくり感じるって飲み方をしてないのですよね~。
しかし、どうせならいろんなお酒を美味しくいただきたい。
そんな訳で今回は、自分好みのウイスキーの飲み方を探してみようと思います。
ウイスキーには種類があるらしい。
ウイスキーを買ってみよう、と思った時に、真っ先に気になったのは(そもそも、ウイスキーにはどんな物があるんだろう?)ということでした。
そこでちらっとネット検索をしてみると。
- モルト・ウイスキー:大麦麦芽(モルト)だけが原料
- グレーン・ウイスキー:とうもろこしやライ麦などの穀物(グレーン)が原料
- ライ・ウイスキー:ライ麦だけが原料
- コーン・ウイスキー:とうもろこしだけが原料
- ブレンデッド・ウイスキー:複数のウイスキーをブレンドしたもの
大雑把にいえばこんな区別になっていて。
さらに産地によって、
「スコッチ(スコットランド)」「アイリッシュ(アイルランド)」
「ウェルシュ(ウェールズ)」「イングリッシュ(イングランド)」
「アメリカン(アメリカ合衆国)」「バーボン(ケンタッキー州バーボン郡)」
「テネシー(テネシー州)」「カナディアン(カナダ)」
「ジャパニーズ(日本)」などといった名前になってるらしいです。

わたし、スコッチとか、バーボンって
全然違う種類のお酒だと思ってた!
そして、いま普通の酒屋で売ってるウイスキーの多くは「ブレンデッド」で、巷でよく聞く「シングルモルト」というのは、いろいろ定義があるみたいですけど、ようするに、大麦麦芽を使った原酒のみで作られたウイスキーって意味らしいです。
今回買ってみたウイスキーは。
前回の記事にもした『ウイスキー 陸 PURE&MELLOW』と、『サントリーウイスキー 角瓶』そして『Black Clear』の3種類。
なにゆえこのラインナップかといえば。
安かったから。(`・ω・´)キリッ
陸は500mlでしか売ってなかったんですが、角瓶とBlackは180mlの小さい瓶で売っていたので、初心者の試し飲みとしてちょうどいいかなと思ったんですよね。
あと、ちょうど安売りしてた強炭酸も買ってきました。
まずはロックで飲んでみよう。
さて、FF14では、昨日はうちの喫茶の営業日。
今週も、夜は飲んだくれ営業だったわけですが。お客さんたちもウイスキー話に巻き込みながら、飲み比べてみました。
まずは角瓶。・・・いがいに、飲める。
口に入れて数秒後に、喉に「うっ」とくる感じはあるものの、ものすごく嫌って感じではないですね。
ハーフロック(ウイスキー:水=1:1)にすると「うっ」って、感じが和らぐから飲みやすくなります。しかし、水割り(1:2)にまでしてしまうと、ウイスキーの味がかなり弱まってしまうので、私はあまり好きではないですね。
次はBlack Clear。角瓶よりちょっと甘い?
私の感覚では、こちらのほうが後味がさっぱりに感じます。これだと、水割りにしてもお酒の味が消えないような気が・・・(。-`ω´-)ンー…
そして、陸。一番、味が濃ゆい!
水が多めの水割りにしても ウイスキーの味がしっかり残ります。
3つの中ではこれだけ度数が50%と高いせいもあるかもですが、味自体も、なんとなく香辛料系の甘みを感じる気がしますね~。
炭酸で割ってみる。
つぎに強炭酸で割って(ウイスキー:炭酸=1:3)ハイボールにしてみました!
やってみて、意外だな~~と思ったのが、甘味料はまったく入ってないはずの炭酸水で割ってるのになぜか「甘い」と感じるってことですね。
角瓶は、CMとかでもハイボールをおすすめされてますが、確かにさっぱりスッキリという飲み口で、味を主張しすぎないので食事をしながら飲むのにちょうどいいって感じがします。
そういえばコロッケとか唐揚げを食べながら飲むCMもありましたっけ?w
Black Clearと陸は、よりしっかりと甘みを感じます。変な言い方かもしれないですが、炭酸のジュースっぽい!
ちなみにグレープフルーツサワーでも試してみたのですが、逆に、ダメだなって思いました。
たぶん甘みのないレモンだとそこまでじゃないかもしれませんが、甘いサワーで割ろうとすると、サワーのほうが主張しすぎてて、ウイスキーを楽しむという感じでは無くなっちゃいますね。
甘いお酒がお好きな方にとっては飲みやすくなるんですが、う~~~ん、私はなんか違うって感じるなぁ。
ジュースで割るとどうなるのかな?
ウィスキーのカクテルとしては存在する、オレンジジュース割り。
(ウイスキー:オレンジジュース=1:3)
角瓶は、ジュースの甘さのせいでかえってお酒の匂いが強調されて、飲み慣れないと「うっ」ってなりそうな感じです。
ジュースに一番相性がいいと感じるのはBlack Clear。
陸は、ジュースとウイスキーの味が別々に主張するという印象ですね。
トマトジュースでも試してみましたが、結果は似た感じでした。
今回のまとめ。

ウイスキーの飲み方としては、
甘みのない炭酸で割るのが一番飲みやすい!
わたし、これ、けっこう意外でした。
やってみるまでは、味のない炭酸で割ってもウイスキーの嫌な感じだけが残るんじゃないかなと思ってたのですが、意外や意外。ウイスキー自体の甘みが前にでて、逆に飲みやすくなるんですね。知らなかった!!
一方で、ジンやウォッカなら飲みやすくなると感じるジュース割りは、ウイスキーの場合は、味が喧嘩をしてしまうこともあるみたい。もちろん、銘柄によっては飲みやすくなるものもあるんですが、今回試してみた3種類では、Black Clearだけが「合う」と感じましたね。
ウイスキーって不思議だなぁ。
ちなみに、ウイスキーでもっとも基本だろうオンザロックは、私はまぁ大丈夫かなと思いましたが、やっぱり、お酒を飲み慣れない方だと一口飲んで「苦手」と感じるだろうな~と思いました。
それにしても、やってみると意外に飲めるものですね。
ず~~~っと苦手と思い込んでたのに。
それだけ、年を重ねたってことなのかしら?w
これを読んで興味を持たれた方、
良かったら、ぜひ試してみてくださいね!(*ノ∀`*)ウフフ♪
コメント