2009年の5月に生まれ、家族となった茶トラ猫の『ちび助』。
7月16日の22時半ごろに旅立ちました。
鼻の病気がもとで殆ど食事ができなくなり、水も注射器で少しずつ飲ませるような状態。それでも最後まで四肢を踏ん張って移動しようとしてました。
たまたま日曜日だったので、夫が朝から付きっ切りで寄り添い。
22時20分を過ぎた頃に急に痙攣が始まって乱れた息継ぎになり、最期はわたしたちが見守る中でゆっくりと息を引き取りました。
この子はほんと穏やかな猫で。
一緒に暮らす間にいちども「シャー」と鳴かれたことがありません。
何をされてても迷惑そうにするだけで怒りもせず。自分からは膝に乗っかるくせに抱っこが大嫌い。たびたび床に粗相をして困らせてましたが、尻尾を丸めてお座りしてる姿はホントに美猫で可愛かったんです。
後から家族に加わったミミとも仲良し。
というか、ミミのほうがお兄ちゃんを追いかけまわす妹みたいな感じでくっついてたんですが、喧嘩することもなく。冬には↑のように寄り添って寝てましたね。
14歳という、近ごろの家猫としてはやや早すぎる死でしたが。
3か月も苦しい思いをしてたので、どこかホッとした気持ちもあります。
人ならば入院やら点滴やら介護食やらと手の打ちようもあるけど、相手が猫となると、逆に嫌がって暴れて体力を消耗させてしまうだけ。
病院につれていくたびに怯えて鳴き叫ばせてしまうし、こちらが工夫しようにも食べても飲んでも貰えずに、ほんと見守ることしか出来なかった。
でも、もう……ゆっくり眠ってくれた。
お別れは悲しいけど、やっと楽になれた。
どうしてもそう思えて仕方なかったです。
うん。頑張ったよ。お寝みちび助。
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