ようやく痛みは引いたものの、まだ右腕を上げるのは辛いので
今日はずっと大人しく読書してましたw
何冊か読んでたうち、やっぱり面白いなぁと思ったのが・・・これ。
日本で初めて「書物」という形で伝えられた神話である古事記。
それを現代人に分かりやすく解説したものだけど、2012年刊行なので
この本自体はもう中古くらいしか売ってないかもしれない。
しかし改めて読み返しても、神話って面白いよなぁ・・・って思う。
ギリシャ神話とか北欧神話といった外国の神話も面白いんだけど、
日本の神様というのもなかなかどうして・・・人間臭いというか、
おそらくこの国で本当に起こった争いや出来事に準えたものだろうなぁと
思わずにはいられないエピソードが多い。
もっとも興味深いのは、オオクニヌシの治める豊葦原中国を
アマテラスを代表する天つ神に譲り渡す・・・という経緯。
現代的に考えるとおそらく天つ神に例えられたのは当時の大和朝廷。
豊葦原中国はたぶん出雲・・・今の島根県あたりにいた豪族たちのことで、
それを思い浮かべるだけでも何だかニヤッとしてしまう。
日本人は意外に日本の歴史に疎いし、なぜ神社で柏手を打つのかとか、
なぜ「縁起が悪い」などという表現があるのかを知らないけども、
たま~~にこういう本を読むだけでも、けっこう色んな気付きがあって
面白いと思うんだよねw( ´艸`)ムププ
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